【ビザ申請と顔写真】規格は? 審査へ及ぼす影響って?

就労ビザを申請する際には、申請者本人の顔写真を貼付する必要があります。

この写真には、サイズなどの決まりはあるのでしょうか。

 

また、決まりを守っていない写真を貼った場合、審査への影響はあるのでしょうか。詳しくご説明いたします。

 

写真の規格?

具体的な決まりとは?

申請書に貼付する写真については、具体的に次のような規定があります。

 

  1.     写真のサイズ(縦4㎝、横3㎝)
  2.     申請人本人のみが撮影されたもの
  3.     縁を除いた部分の寸法が、下記の寸法を満たしたもの 

     

    1. 顔の寸法が25±3mm
    2. 頭頂部から写真の上部までが5±3mm
    3. 顔の中心部から写真横までが15±2mm

※顔の寸法とは、頭頂部(髪を含む)からあごの先まで

 

 

  1.     無帽で正面を向いたもの
  2.     背景 (影を含む)がないもの
  3.     鮮明であるもの
  4.     提出の日前3か月以内に撮影されたもの
  5.     裏面に氏名が記載されたもの

不適当な写真とは?

指定の寸法や規格を満たしていないもの

  • 中心からずれている
  • 顔が横向きになっている
  • 背景に影が写っている
  • 体が傾いている

 

顔の一部が隠れているもの

  • 眼鏡のフレームが目にかかっている
  • 眼鏡のフレームが非常に太い
  • 照明が眼鏡に反射している
  • マスクで顔の一部が隠れている
  • 前髪で目元が見えない
  • 顔が布で覆われ影ができている

※布などで覆われていても、顔が鮮明に写っているものであれば差し支えない。

 

 

人物を特定しにくいもの

  • 平常の表情と著しく異なる
  • 背景の色が濃いため輪郭が特定しづらい
  • ピンボケや手ぶれにより不鮮明
  • 顔に影がある

審査に及ぼす影響は?

申請する際に最も気になるのは、貼付する写真が審査に影響するのか、ということです。

 

結論から申し上げますと、写真そのものが審査の結果に対して直接影響を及ぼすことはありません。

 

あくまでも審査は、提出された資料などを基に、厳正に行われるためです。ただし、貼付する写真の規格が決められている以上、それを逸脱する写真を提出した場合、審査する側の心証は決して良くありませんし、再提出を求められる場合もあります。

 

また写真は、日本に在留している外国人の身分証明書となる「在留カード」にも使用されることにもなるので、規格に則った写真を貼付することは、結局自分の身を守るためにもなるのです。

 

ですから、少々お金がかかっても、写真館などで申請用に撮ってもらうことが必要です。

 

まとめ

申請用の写真は、規格がきちんと決まっています。

 

写真のそのものが、審査結果に大きく影響することは考えにくいですが、自分の身分を保証するということを考えて、正しい写真を貼付することが重要です。

 

行政書士 井上通夫

熊本県出身。福岡大学法学部法律学科卒業。在学中は、新聞部編集長として、学内新聞を発行。憲法・行政法ゼミ(石村ゼミ第18期生)所属。大学卒業後は、大手信販会社、大手学習塾に勤務。平成18年度行政書士試験に合格後、平成20年7月福岡市で行政書士事務所を開業、現在に至る。扱う案件は、主に相続・遺言、民事法務(内容証明・契約書・離婚協議書等)、公益法人業務(社団・財団法人)など幅広く対応。

新規CTA

合わせて読みたい