東京出入国在留管理局は、東京都港区にある日本最大の出入国在留管理局です。

しかし、どのような場所なのか、どのような時に利用すべきなのか等、十分に知られていません。
ここでは、東京出入国在留管理局について、詳しくご説明いたします。

 

東京出入国在留管理局でできること

東京出入国在留管理局でできる手続きは、次のとおりです。

出入国審査手続き

外国人が日本に入国する際の審査、あるいは外国人が日本を出国する際に審査を行います。
また、日本人が外国に出国したり、外国から日本に帰国(入国)したりする際の審査を行います。

在留審査手続き

日本で働いたり、学校に通ったりする外国人に対して、適正な管理を行う必要がありますが、そのための業務が、この「在留審査手続き」です。


例えば、日本に在留する外国人が持っている在留資格について、期間の更新を行ったり、転職などで在留資格を変更したりする際に、手続きを行うことになります。

また、現在持っている在留資格に属する活動の傍ら、それ以外の活動で収入を得ようとする場合は、資格外活動の許可を受けなければなりません。

このときも、出入国在留管理局で、手続きを行うことになります。

 

東京出入国在留管理局は、このような場所

東京出入国在留管理局は、東京都、神奈川県(横浜支局が管轄)、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、長野県、新潟県を管轄しています。
本局、3支局、12出張所(横浜支局管下の1出張所を含む)があります。

 

本局へのアクセス

本局は、東京都港区港南5-5-30にあります。
JR品川駅港南口(東口)から、都バス「品川埠頭行(循環)」か、「東京入管出入国在留管理局前行(折り返し)」に乗車し、「東京出入国在留管理局前」で下車します。

あるいは、東京モノレール「天王洲アイル(南口)」か、りんかい線(埼京線乗入)「天王洲アイル(A出口)」で降りて、徒歩15分です。

扱う業務ごとの階数、受付時間

扱う業務は階ごとに異なっており、在留審査(就労資格、特定技能)は3階、在留資格(留学・就学関係)は4階、在留資格(研修・短期滞在・文化活動)は5階、在留資格(日本人の配偶者等、永住者など)は6階等となっています。


窓口の受付時間は、土日、祝日を除く、午前9時から午後4時までです。
受付時間内に受付を済ませて、整理券を受け取り、該当する部署で手続きを行うことになります。

 

待ち時間

手続きに関して最も気になる点は、手続きに要する時間、特に待ち時間です。

東京出入国在留管理局も、いわゆる「お役所」の一つですから、ある程度の待ち時間は覚悟しなければなりません。


しかし、手続きの種類、時間帯、季節等によって、待ち時間はかなり異なります。
ただはっきりしていることは、受付順に手続きが処理されるということです。

先ほど、受付時間について、午前9時からと記載しましたが、できれば受付「1番」を目指して来庁すれば、かなり早く処理されるはずです。

ただし、受付が午前9時開始だからと言って、それに合わせていくと、既に多くの人が行列を作っている可能性があります。
できれば、午前8時半を目途に到着するようにしましょう。


なお、東京出入国在留管理局は、現在SNSを使って、混雑状況を発信しています。

できれば、手続きを行う1、2週間前から、どの曜日のどの時間帯に混雑しているか確認し、比較的空いている曜日、時間帯を狙って、来局するという方法が良いと思います。


受付を済ませた後は、ある程度の待ち時間がわかりますので、自分の受付が来るまでは、時間を潰すことになります。
とは言っても、自分の順番が予定よりも早く回ってくる可能性もありますから、外出する等の行為は、控えた方が良いでしょう。

庁内には、コンビニやカフェテリアがありますから、待ち時間に利用することができます。

 

申請前に相談したい場合

申請する前に、疑問に思う点を相談したいときは、どうすればいいでしょうか。

東京出入国在留管理局では、「外国人在留総合インフォメーションセンター」を設置し、申請に関する問い合わせに対して、電話や訪問での対応を行っています。

なお、日本語以外にも、英語、韓国語、中国語、スペイン語等でも対応していますので、日本語に不安がある外国人も安心して、問い合わせることができます。


電話や訪問以外でも、メールでの対応もできます。
メールアドレスは、「info-tokyo@i.moj.go.jp」です。

申請する前に、自分が許可を得たい申請がどれ位の期間で許可されるのかと言った、一般的な「標準処理期間」については答えてくれますが、個別の案件に関する申請、許可の見通しや審査の進捗状況については、その特殊性から、応じてもらえません。

 

行く時の注意点

東京出入国在留管理局は、10都県を管轄する役所ですから、来庁する人の数が膨大です。
従って、申請に不備があれば、何度も足を運ぶことになり、それだけ手続きが遅れることになります。

ですから、できるだけ申請前に情報を収集し、申請書の不備をなくしたり、必要書類の不足がないようにしたりすることが大事です。

できれば、在留資格申請を専門とする弁護士や行政書士に相談しましょう。

 

まとめ

東京出入国在留管理局は、関東、甲信越を管轄する役所です。

ですから、季節や時間帯によっては、かなりの待ち時間を覚悟しなければなりません。
できれば、事前準備を万全にして、来庁時の負担を軽減することが大事です。