日本に来て、日本語を学ぶ外国人が増えていますが、その際にどのような在留資格(ビザ)が必要になるのでしょうか。詳しくご説明いたします。

日本語学校とビザ

日本語学校

外国人が日本に来て日本語を勉強する場合、一般的に日本語学校に入校します。多くの学校で、年単位で学ぶ長期コースと数週間で学ぶ短期コースがあります。このコースによって、取得するビザが違います。

入校に必要なビザ

一般的に日本で日本語を学ぶために日本語学校に入校するには、「留学ビザ」の取得が必要です。しかし、上記で説明した「短期コース」の場合、「短期滞在ビザ」でも支障ありません。ただし、このビザを取得している外国人には、90日以内の滞在しか認められていませんから、91日以上日本に滞在して日本語を学ぶ場合には、「留学ビザ」を取得しなければなりません。

留学ビザ、短期滞在ビザとは

留学ビザは、日本の大学,高等専門学校,高等学校、特別支援学校の高等部,中学校、特別支援学校の中学部,小学校、特別支援学校の小学部,専修学校、各種学校等で、外国人が教育を受けるために必要なビザです。一方、短期滞在ビザは、日本に短期間滞在して、観光、保養、スポーツ、親族の訪問、見学、講習、会合への参加、業務連絡等を行うためのビザです。

ビザ以外に必要なもの

日本に滞在して、日本語学校に入校し、日本語を勉強する場合には、「留学ビザ」あるいは「短期滞在ビザ」が必要です。その他にも、旅行保険に加入しておくことをお勧めします。たとえ短期で日本に滞在するとしても、いつ病気やけがをするかわかりません。その際に、保険に加入していないと、多額の治療費がかかってきます。
ですから、できるだけ旅行保険に加入しておきましょう。

日本語学校とアルバイト

アルバイトが可能なビザとは

日本に滞在して、日本語学校に入校した場合、アルバイトはできるのでしょうか。この点も、取得しているビザによって、異なります。

「留学ビザ」を取得している外国人は、「資格外活動許可」の手続きを踏むことで、原則週28時間以内の就労活動(アルバイト)が認められています。しかし、「短期滞在ビザ」を取得している外国人には、一切の就労が認められていません。

週28時間を超えてアルバイトをしたら

「留学ビザ」を持つ外国人が、もし週28時間を超えてアルバイトをしたらどうなるのでしょうか。週28時間を超えて仕事をした場合には、不法就労とみなされる可能性があります。
そうなると、「留学ビザ」の期間更新が不許可になる等、外国人本人が不利益になりますから、十分注意しなければなりません。

まとめ

日本語学校に入校する場合、90日以内日本に滞在するのであれば、「短期滞在ビザ」で構いませんが、それ以上滞在する予定なら、「留学ビザ」を取得する必要があります。